【1年生3学期】AIの世界地図〜4つの道具の使い分け〜

【1年生3学期】AIの世界地図〜4つの道具の使い分け〜
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こんにちは、理事長のマッチャカです。

1年生もいよいよ最終学期です。

1学期で「検索エンジンとAIの違い」を、2学期で「逆質問の魔法」を学んできました。今学期は少し視野を広げます。

「AIってチャッピー(ChatGPT)だけじゃないの?」「他にも種類があるって聞いたけど、何が違うの?」

今日はその疑問をスッキリ解決します。無料で使えるAIが複数あること、そしてそれぞれに得意なことが違うこと——この「AIの世界地図」が頭に入ると、道具の選び方が劇的に変わります。

それでは、まずナビ先生の外来語コーナーからどうぞ!

目次

📖 今日の外来語コーナー(ナビちゃん担当)

知ってるワードは飛ばしてOKです!

ナビちゃん

こんにちは、ナビです! 今日は外来語が7つです。後半に新しいAIの登録で使う言葉も入っていますので、サクッとやっつけておきましょう!

外来語 No.013

ログイン(Login) :「サービスを利用するための入室手続き」のことです! 第0話で作ったGoogleアカウントを使って「私ですよ」と証明して中に入ることです。新しいAIを使うときに必ず出てきます。

外来語 No.014

プラットフォーム(Platform) :「AIが動いている土台・舞台」のことです! 駅のホーム(プラットフォーム)をイメージしてください。電車(AI)はそのホームの上でしか動けません。ChatGPTはOpenAIというプラットフォームの上で動いています。

外来語 No.015

インターフェース(Interface) :「人間とAIが接する画面・操作部分」のことです! チャッピーの入力欄や送信ボタン——あの画面全体がインターフェースです。使いやすさを左右する大事な部分です。

外来語 No.016

クラウド(Cloud) :「自分のスマホやパソコンの中ではなく、インターネットの向こう側にある巨大なコンピューター」のことです! AIの頭脳はあなたの端末ではなく、このクラウドの中にあります。インターネットにつながっていれば、どこからでも同じAIを使えます!

外来語 No.017

マルチモーダル(Multimodal) :「文章だけでなく、画像・音声・動画なども扱えること」です! 「マルチ=複数」「モーダル=感覚・入力方法」。写真を見せて質問できるAIは、マルチモーダル対応です!

外来語 No.018

ブラウザ(Browser): 「インターネットを見るためのアプリ」のことです! Google Chrome、Safari、Microsoft Edge——これらが全部ブラウザです。AIの中にはブラウザと一体化しているものもあります。

外来語 No.019

API(エーピーアイ) :「異なるソフトやサービスをつなぐ仕組み」のことです! レストランで例えると「注文を厨房に伝えるウェイターさん」です。AIと他のアプリをつなぐ橋渡し役がAPIです。

ナビちゃん

この7つ、今日の授業でじわじわ出てきますよ! それではアイ先輩、よろしくお願いします!

① 知る:まず知っておきたい「4つの主要AI」

社会科の授業をするアイ先生

アイ先生: 皆様、3学期もよろしくお願いいたします。 今学期の教科は社会です。AIという社会の道具を地図のように整理する授業になります。

アイ先生

理事長、前回の授業のあと、逆質問は試してみましたか?

理事長

試しました!旅行プランを考えるときに使ったら、すごくスムーズに答えが出てきて感動しました。ただ……周りの人に「ChatGPT以外も使った方がいいよ」と言われたんですが、他にどんなものがあるんですか?

アイ先生

いいタイミングで聞いてくださいました。今日はまさにそのテーマです。

無料で使えるAIは実は数百種類以上存在しています。その中でも、今日は特に多くの人が使っている代表的な4つを紹介します。それぞれ異なるプラットフォームで動いており、得意なことが全然違います。

4つのAIを地図で整理する

代表的な4つのAIマップ

① ChatGPT(チャットGPT)|OpenAI(オープンエーアイ)製

世界で最も有名な王道AI。文章作成・アイデア出し・相談ごとと何をやらせても平均点以上を出してくれる「優等生」です。マルチモーダル対応で画像も読めます。まず最初に覚える一台。

② Gemini(ジェミニ)|Google(グーグル)製

Googleが作ったAI。最大の強みは、Google検索と連動していることです。「今日のニュース」や「最近の出来事」など、他のAIが苦手なリアルタイムの最新情報を調べてまとめるのが得意。GmailやGoogleカレンダーなど、Googleの他のサービスとそのままつながって使えるのも便利です。

③ Claude(クロード)|Anthropic(アンソロピック)製

長い文章の読み込みと分析が得意なAI。契約書・報告書など大量のテキストを渡して整理させる作業に強く、人間が書いたような温かみのある自然な文章を生成するのも得意です。丁寧で誠実な回答が特徴。

④ Copilot(コパイロット)|Microsoft(マイクロソフト)製

WordやExcel、Outlookなど、普段使っているMicrosoftのソフトとそのままつながって使えるのが強みです。Edgeブラウザに組み込まれており、Windowsユーザーには特に便利な一台。

理事長

AIって数百種類もあるんですか!?その中の主要な4つでも、全然キャラクターが違いますね。

アイ先生

この4つはいずれも基本機能が無料で使えます。それぞれクラウド上で動いており、スマホやPCのブラウザからログインするだけで使えます。特別なインストールは不要です。

② 考える:複数のAIを知っておく理由

アイ先生

4つのAIを紹介しましたが、正直なところ「全部覚えなきゃいけないの?」と思いませんでしたか?

理事長

思いました(笑)。メインはチャッピーで十分な気もするんですが……。

アイ先生

最初はそれで全く構いません。ただ、複数のAIを知っておくと、日常的に2つの場面でとても助かります。

ひとつは「上限問題」です。無料版のAIはどれも1日に使える回数や量に上限があります。チャッピーを使っていて「しばらく使えません」と表示が出たことはありませんか?

理事長

あります!あのときは諦めて終わりにしてしまいました……。

アイ先生

そういうときにGeminiやClaudeを開けばすぐ続きができます。複数のAIを知っておくだけで、作業が止まらなくなります。

もうひとつは「セカンドオピニオン」としての使い方です。重要な判断をするとき、1つのAIの答えだけを信じるのではなく、別のAIにも同じ質問を投げて答えを比べる。医療でいうセカンドオピニオンと同じ発想です。

理事長

「上限が来たときの代打」と「答えの検証」——どちらも実用的ですね。それなら複数知っておく意味がよくわかります。

使っていくうちに気づく「個性の違い」

アイ先生

そして実際に複数のAIを使い始めると、自然と気づいてくることがあります。「なんかチャッピーとクロードって、答えの雰囲気が違うな」「ジェミニは最近の話題に詳しいな」という感覚です。

これはあなたの気のせいではありません。それぞれのAIには、開発した会社の方針や学習データの違いから生まれる「個性」があります。慣れてきたら目的によって道具を持ち替える楽しさを味わってみてください。

🗂️ 目的別・AI使い分けマップ(2026年現在)

  • 🤔 迷ったらまずここ → ChatGPT
  • 📰 最新情報を調べたい → Gemini
  • 📄 長い文章を読み込ませたい → Claude
  • 💼 Word・Excelと連携したい → Copilot

※AIの機能は各社が毎月のようにアップデートしています。「だいたいこんな個性」という感覚で覚えておいてください。各AIの機能の細かい違いについては、高学年の授業であらためてお伝えします。

③ 使う:4つのAIを実際に触ってみよう

アイ先生

それでは実際に触れてみましょう。まず4つのAIへのアクセス先を確認します。どれもブラウザで開いてGoogleアカウントでログインするだけで使えます。


✏️ 各AIへのアクセス先

理事長

全部ブラウザで開けました!インターフェースがそれぞれ少し違いますね。

アイ先生

どれも基本的な使い方は同じです。文字を入力して送信するだけ。プラットフォームが違っても、これまで学んだ逆質問やコンテキストの伝え方はそのまま使えます。

理事長

つまり、道具が増えても操作の基本は変わらないということですね。

実験してみましょう

アイ先生: では、同じ質問を複数のAIに投げてみましょう。答えの「個性の違い」を体感することが今日の一番の学びです。

🔬 実験プロンプト

最近、「生成AI」という言葉をよく聞きます。 小学生にもわかるように、生成AIとは何かを3行で説明してください。

理事長

ChatGPTとGeminiとClaudeに同じ質問を投げてみました。……面白い!同じ質問なのに、文体や説明の切り口が微妙に違います。

アイ先生

それがそれぞれのAIの「個性」です。こうして複数の答えを並べて見ることが、セカンドオピニオンの第一歩でもあります。

APIを使って複数のAIを組み合わせる高度な使い方もありますが、それは5年生以降の授業でお伝えします。今は「AIは一種類じゃない」という感覚をつかんでもらえれば十分です。

🎁 本日のお土産プロンプト

太字の部分を自分の状況に書き換えて使ってください。

✏️ お土産① セカンドオピニオンで比べてみる

老後の資金計画について、初心者にもわかりやすく3つのポイントで教えてください。

※このプロンプトをChatGPT・Gemini・Claudeの3つに投げて、答えの違いを比べてみましょう。重要な判断ほど、複数のAIで検証するのがおすすめです。

✏️ お土産② Geminiで最新情報を調べる

2026年の確定申告について、今年から変わったポイントがあれば教えてください。

※最新情報が必要な質問はGeminiが特に得意です。チャッピーの上限が来たときの代打としても活躍します。

✏️ お土産③ Claudeで文章を書いてもらう

あなたは親しみやすい小学校の先生です。 AIを初めて学ぶ50代の大人に向けて、「AIとは何か」をわかりやすく、温かい励ましの言葉も入れて、300文字程度で説明してください。

※Claudeは自然な日本語の文章生成が得意です。ブログの下書きや丁寧なメール作成にぜひ試してみてください。

アイ先生

4つのAIを全部使いこなす必要はありません。まずチャッピー1本で十分です。上限が来たときの代打として登録しておき、慣れてきたら目的によって道具を持ち替える——それだけでAIの使い方は一段階上がります。

📣 次回予告

2年生1学期:長い文章を一瞬で料理する〜要約の魔法〜

1年生の授業、本当にお疲れさまでした。AIの「仕組みを知る」「使い方を覚える」「道具を選ぶ」——この3つが揃ったあなたは、もう立派なAI初心者卒業です。

次回からいよいよ2年生です。2年生では「AIに仕事をさせる」実践的なスキルを磨いていきます。

会議の長い議事録、難解なニュース記事、家電のややこしい説明書——文字がびっしり書かれた画面を見るだけで読む気が失せてしまうことはありませんか?最初のテーマは、そんな「読むのが面倒くさい」を数秒で解決する「要約の魔法」です。

理事長

1年生が終わるんですね。要約は仕事でも毎日使えそうで、今から楽しみです!

キーンコーンカーンコーン。

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